ルールの解釈③

当社の売り上げは材料販売と共に職人による工事という部門があります。
この工事というのが一番問題が起きやすいし、ルールの解釈に大きな隔たりが表面化しやすいのです。

ほとんどの会社が見積書を作成後、工事を始めます。
当社も同じように見積書を作成後、あるいは発注書をもらって工事にのぞみます。
しかし見積もりに入ってない工事や、サービスを強要されるという事がほとんどの現場で起きます。
我々も特別堅いことは言いません。
それなりのサービス工事等は全く問題なく提供します。

しかしそれが当たり前のような発言や、態度をされたりすると私も黙っていません。
伝えるだけの事を伝えて、わからないようならそれで取引終了です。
サービス工事の中で一番相手が分からないなー、と感じるのはサービス工事をするのも職人がするという事を、簡単に考えています。
職人がただで工事をするわけがありませんので、その職人にはちゃんと会社からその分の仕事料は払われるのです。
それを理解していて、予算の関係でどうしてもと頭を下げてくる現場監督や、設計士の人もいます。
しかし中にはそれぐらいサービスしてくださいと、当然のように要求してくる監督や設計士の人達がいるのです。
と、言うよりも職人が動いてそこに対価が発生して、結局会社がその分を支払うという当たり前の事が、分からないようなのです。

そういう人達には気持ちを込めて値引きしても、全く伝わりません。
そういう人達とは長い付き合いは出来ません。
馬鹿な事に次の現場の事をちらつかせて、スムーズに思いっきり値引きさせようとします。

そういうくだらない策略に乗るような松原工業ではありません。
そういう人達に対して嫌な気持ちを抱えたまま、商売をすると大きなエネルギーが必要になります。
そういう時私は新しい取引先を探すほうに、エネルギーをかけたほうがいいといつも思います。

だって楽しく商売をしたいんだもの・・・
そのスタイルも100%可能だと思っています。

続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です