外壁施工について

松原工業では、直輸入したイギリスの貴重な天然石コッツウォルズストーンや、厳選されたヨーロッパレンガを、日本の住宅や風土にマッチするよう自社工場にてスライス加工し、住宅の外壁建材用に製品化しています。石やレンガに細い溝を入れ金属レールにはめ込む乾式工法用と、従来の湿式工法用があります。天然石に溝を入れる乾式工法の技術は松原工業の独自開発によるものです。

またコッツウォルズストーンやレンガが、最も美しく引き立つように、目地の施工方法にもこだわっています。乾式の下地材もお取り扱いしています。

乾式工法のメリット

湿式工法

コッツウォルズストーンやレンガをモルタル下地に貼り、乾くのを待つ従来工法です。

  • 天候や季節に左右される
  • 工期が長くなる(読めない)
  • 台風や地震による劣化・落下

乾式工法

特殊な加工を施したコッツウォルズストーンやレンガを下地材にはめ込む工法です。

  • 施工時の環境に左右されにくい
  • 工期の短縮
  • 地震や台風に強く落下しない
  • 下地材による断熱効果

乾式工法模式図

乾式工法の流れ

Step.1 外壁用に加工する

直輸入したコッツウォルズストーンやレンガをスライスカットし、背面部に細い溝を入れます。
平面、コーナー面の2種類のサイズを製造しています。

Step.2 下地材にはめ込む

スライス加工品を、溝に合わせて金属レールにはめ込みます。
この施工システムにより、工期の短縮と高い施工品質の実現に成功しました。
スピーディに施工できるだけでなく、落下の恐れがないため、安心かつ安全です。

Step.3 目地を仕上げる

目地を入れます。
つめた目地がちょうどいい硬さになった時、硬めのブラシなどで表面をザラザラに荒らしてわざとラフな仕上げにするササラ仕上げがおススメです。

目地仕上げへのこだわり

目地は建物の外観の表情を大きく左右します。 そのため、松原工業では「目地の表情」にもこだわった施工をしています。目地を意図的にラフに仕上げることにより石やレンガの表情を際立たせるのです。

またコッツウォルズストーンやレンガを引き立たせる質感と色味をもった松原工業オリジナルの目地材を作っています。

下から見上げると目地がレンガの表面より出たり引っ込んだりして絶妙な凹凸感を作り出しています。
それによって味わいのある陰影がつき、美しさのアクセントになるのです。

オリジナルのベージュ目地を使用することによって、優しく上品な雰囲気の外観に。ラフな目地の仕上げはレンガの表情をより豊かにします。

屋根施工について

松原工業では、直輸入のスレート瓦による屋根の施工を承っております。詳しくはお問い合わせください。

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