雪だるま 矢野絢子 – ニーナ

今日不思議というか、胸が熱くなるような出来事があったんです
皆さんにその話しを紹介したいと思います
最初に東京に大雪が降った日、私は高さが約2M弱くらいの大きな雪だるまを事務所の前に作りました
道行く人や子供達から大人まで、大声出して喜んでくれて写真撮ったりして、ちょっとした撮影スポットになっていました
それから毎日、朝と夕方その雪だるまをメンテナンスしていたんです
2回目の大雪の前に、かなり小さくなっていましたが、宮古島に行っていて何も出来ない私の代わりに事務所のスタッフ達が、雪だるまを生き返らせてくれました
そしてその後も毎日朝と夕方、日中にも雪だるまをメンテナンスし続けていました
だんだん小さくなって行く、雪だるまがなぜだか可哀想でそのままほったらかしに出来ませんでした。
しかし昨日、思い切って赤いマフラーを外しました
ホーローバケツの帽子も取りました
目も花も口も取りました
でもその姿は撮影出来ませんでした

今日のお昼前に、私が事務所の扉を開いて表に出て雪だるまを見ると、何だか斜めに傾き始めました
慌てて近寄って行くと、そのまま前のめりに倒れ込んで、粉々になって行きました
それはまるで、雪だるまが最後の挨拶をする為に私が外に出てくるのを待って、倒れそうになるのを必死にこらえていて、私が外に出て来たのを見て力つきて倒れて行ったかのような感じでした
あまりのタイミングに私はその場で呆然としました
しかも雪の散らばり方が、まさに粉々って感じなんです

みんな、笑ってもいいよー
でも本当に雪だるまが、私に会うまで必死にこらえていたみたいで何だか胸が熱くなってきました
その場の雪でもう一度小さく作る事も出来たんですが、それはやめて雪を片付けました
又、次のシーズンにに大きな形で作ってあげるからね~
そう心の中で語りかけました

そしてその時にこの歌が頭の中を流れていました
夜はYou Tubeでこの歌を聞いていました
長い歌ですけど皆さんも聞いて見て下さい

矢野絢子 – ニーナ(1/2)

矢野絢子 – ニーナ(2/2)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です