コッツウォルズの家①

ずいぶん前から、コッツウォルズストーンやベルギーレンガ、アンティークレンガ等を扱ってきました

その中でずい分と、悔しい思いをしたり残念な思いをしたりしました

最初はそういう話をして行こうと思います

それはどういう事かというと・・・

コッツウォルズの家を作りたいというエンドユーザーがいます

しかし予算は限られています

弊社が見積もりを、工務店や設計士に提出します

そこから先は、営業努力や商品説明を頑張ろうとしても、何もできないゾーンになってしまいます

そして最終的に、「決まった」か「予算が合わなかった」という二つの内の一つの答えが唐突に突き返される訳です

「決まりませんでした」と伝えてくれるのは、まだ良心的な方です

ここで一番悔しいのが、予算の配分作業に加われない事です

コッツウォルズストーンは高価な商材です

その為外壁全体に、コッツウォルズストーンを貼ろうとすると、総予算が大きくなってしまいます

それどころか、キッチン、フローリング、壁紙、タイル、お風呂場等、全てのパーツが高価な物を選びがちです

最終的には、坪単価最高峰の見積もりが出来てしまいます

そうなると真っ先に、外壁材は削られてしまいます

全面石張りだったのを、半分だけにして、それが玄関周りだけになって、しまいには別の商品に代わってしまいます

予算配分の見積書作成中に、色々な相談があれば取れたかもしれないという現場もあります

「相談すれば安くなるのか」という指摘もあるかもしれませんが、それは「ある」のです

お施主様や工務店の条件とか立地条件とか、弊社のその時の資金繰り支払条件や色々な項目があります

しかしこのタイミングで、相談してくる会社はほとんどありません

もちろんそれはあたりまえの事ですが、ここがコッツウォルズの家を最終建築まで持って行けない一番悔しい所なのです

ここ数年松原工業の経営を安定させて成長する為には何が必要なのか・・・ずーっと考えていました

単純な話です

コッツウォルズストーンやベルギーレンガの需要を作り出せばいいのです

と言う事は・・・

コッツウォルズの家を作るハウスメーカーになればいいのです

所が簡単な事ではありません

まず弊社の取引先は工務店やハウスメーカーが多いので、松原工業が建築を始めたら色々とクレームがおきるだろうと思っていました

所がほとんどの建築会社が、応援してくれていろんなアドバイスもいただきました

次に建築を始めるにあたって、一緒にやってくれるビジネスパートナーを探さなければなりませんでした

これまでの私の商売歴史上、こういう時には決まって神様からのいうプレゼントがありました

この大きなビジネスの転換期に又神様から大きなプレゼントが届きました

素晴らしいビジネスパートナー達が、出現しました

今そのパートナー達と一緒に、「コッツウォルズの家」第一号を建築中です

続く

私が初めてコッツウォルズ地方に行った時に移した画像です

コメント: “コッツウォルズの家①

  1. ちゃま コメント:

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    見積りや提案等の後の結果待ちの心境、僕も建築に関わってきた
    経験上よく解ります。
    第1号邸の完成、とても楽しみにしています。
    松原工業の更なる飛躍に期待しています!d=(^o^)=b
    松原秀明、ファイト~!!(〃⌒ー⌒〃)ゞ

  2. 管理人 コメント:

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    PASS:
    ちゃま~ いらっしゃい
    お互い見積もりだしてからの長~~~い時間はたまらないね
    お互い頑張ろうぜ!!

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