「嶺上開花」を聴いてきました

子供達が元気に飛び跳ねながら始まったばかりの人生もあれば、たくさんの軌跡を残して終わりを迎えそうな人生もある
輪廻転生というのには少し違っているような気がするが、それでもそういった光景に触れた時に輪廻転生という言葉が浮かんでくる
生まれたばかりの人生と、役目を終えて終焉を迎える人生
二つの形がぐるぐると規則正しく回りながら、この世を形成しているんだろうな~と感じてしまう

同郷の友人と一緒に昨夜は横浜のパラダイスカフェというライブハウスに行ってきました
山木康世さんの「嶺上開花」をどうしても生で聞きたくなったのです
CDとは違うイントロのギターが奏でられ、この歌の歌詞が流れた時に一気に緊張する
じっくりと歌詞を聞きながら、じーっと山木さんを見つめる
いろんな出来事や想いが駆け巡りながら、意識が過去へとタイムスリップする
そして涙が溢れてくる
原曲よりもキーを低く抑えられた言葉達が鮮明な輪郭を持って心の中に入ってくるのだ
今から約10年前にこの歌にどれだけ救われたか
毎日毎日朝から晩まで聴いていた「嶺上開花」
どれだけの喜びや苦しみを繰り返しながら人は生きていくんだろう
もしも苦しみに対面してそれに立ち向かわなければならなくなった時、そしてそれがあまりにも巨大だった時、それに立ち向かう勇気と力を与えてくれるのが私に取っては「嶺上開花」という歌だ

ライブ終了後、満足げに感想を語り続ける友人と、「嶺上開花」をずーっと口ずさむ私と、心穏やかな時間を過ごすことが出来ました
発売されたばかりのCDにサインをもらって帰り路はずーっと聞きながらでしたのドライブでした

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