沖縄にはニライカナイと呼ばれる空想上の国がある。
そこには神様達が住んでいて、心の苦しみや悲しみを救ってくれるという
そして私達沖縄の人達は、無意識にその国に向かって祈りの想いを向けているのだと思う
本当にそんな国があるのだろうか・・・
ある訳がない
あるとしたらこの大きな理不尽はどういう解釈で望めば、納得できるんだ!!
昔ゴダイゴの歌で「ガンダーラ」という歌があった。
そのときはあまり歌詞にピンと来なかったが、今聞くとかなり深い内容だったんだと気づく
山木康世さんの歌に「嶺上開花 リンシャンカイホー」という歌がある
その中に出てくる白い花が咲くと言われている嶺がある。
余命一ヶ月の悪魔のような宣告の翌日、相模大野のLIVEで妹の為に歌ってくれた「青い花の嶺上開花」
そして車椅子に座りうなだれながらも、黙って最後まで聞いていた姿を思い出してしまう。
その嶺にどうしても行って見たかった。
ある日LIVE終了後の打ち上げの席で山木さんに聞いてみた、「歌に出てくるあの嶺はどこの嶺ですか?」
「現実的なことで言うと洞爺湖を望む山々の嶺、しかし本当の意味でその嶺はその人、その人の心の中に存在する嶺をイメージして作ったんだ」
その時イメージしていたものと答えが一つになって、心の中の霧が晴れたような気がした。
青い花の咲くその嶺は、ニライカナイでありガンダーラだったんだ。
一年前の8月7日はカマキリが事務所に現れた。
そういえば最近は、そういう不思議な体験をしなくなったなーと改めて思う。
僕らが立ち直ってきた証かも知れない
あの日から2年余りの時間が過ぎて、その間に色んな経験をした。
優しさと思いやりをたくさん感じた時間だった
今日は8月7日、あのまま普通の毎日が過ぎていれば、今夜はお呼ばれしてみんなでケーキを食べて楽しい夜を過ごしていただろうな。
昨年11月に札幌で山木さんのLIVEに行った。
どうしてもその時期に「嶺上開花」を聞きたかった
そして素晴らしいコンサートだった。
その時のメンバーにひょんな事から「Islannd」の録音をお願いできる事になった。
前半の歌詞は5年前くらいに出来上がっていた。
しかしその後の歌詞が出来なくて、半ばあきらめていた。
一年前に突然歌詞が湧いてきて完成した。
最初は宮古島をイメージしながら作っていたつもりだった。
でも苦しくってたまらない毎日を振り返りながら、「Island」を聞いて見ると、舞台は宮古島ではなく、それはニライカナイであり、ガンダーラであり青い花の咲く嶺であったことに気づく。
今は無理して生きている事に感謝している。
でも心の底から生きている事に感謝できる日が来ると信じている。
早くその日が来る事を願って、正しく一生懸命目の前の道を進むしかない。
最後に出てくる青い花は東京のマンションベランダで撮影したものです。
残りは全て故郷宮古島の風景です。
もし良かったら聴いて見て下さい。
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人は笑う 幸せ満ちて・・・ いいですね~。
肩の力が抜けて、何だか 心がホッコリする スローなメロディー
とっても、良いきょくですね。 今日は、国際道りで 一万人のエイサー踊り隊なるものをやっております。 エイサーも もともとは、念仏踊りがルーツだとか聞きました。 私もこれから、見物にいきます。
今日は、朝かPCに向かっていたので、腰が・・・・
台風も、通り過ぎ 旧盆も間近に迫り 沖縄は、何だかワサワサしております。
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うりずんさん、いらっしゃい。
時間がかかりましたけど、いい感じで出来上がりました。
私の大好きな、そして大切な歌です。
ワサワサする沖縄は最高ですね。
いつも一泊か素通りの那覇ですが、いつかはのんびりと沖縄本島で過ごしたいです。
あ~帰りたい!!
いつもありがとうございます。
又、遊びに来て下さい。