聞かせたい歌 最終回

  春遠からじ・・・(21歳)  松原秀明

今から4年~5年前くらいに、ある女性(Aさん)から聞いた本当の話です。
ある日その人の友達(Sさん)が軽い足の痺れから検査入院したそうです。
検査終了後すぐに退院できると思っていた、Sさんはそれから長期入院を余儀なくされます。
明るくてとてもかわいいSさんでしたが、はっきりした原因もわからないまま症状はどんどんひどくなっていき失明、そして22歳の誕生日にあと7日間という1月のある日、帰らぬ人となってしまったそうです。

聞く出来事がまるでテレビのドラマを聴いているみたいでした。

友達の絆だけじゃなく、親と子の絆を自分で作っていながら思い知った歌です。

 春遠からじ・・・(21歳)
赤い花が咲き始め、白い季節が終わる頃
私の大切なあの子は行ってしまった。
二人で色んな夢、語り合ったね
だって時の流れは止まらないって信じてた。

暗闇の中突然私の名前呼んで、いつまでも傍に居てと、私だけ感じて・・・
まだ、やりたい事、まだあるよね・・・
まだ約束さえも、まだしてない・・・
神様どうしてあの子を連れてった、私の胸の中後悔ばかり残ったよ・・・

まだ、まだ、まだ、まだ・・・

一年後の若葉の頃、みんなでドライブしてたら突然貴方の事を思い出した。
湧き出てくる寂しさに涙が溢れる、貴方に宛てた手紙届きましたか。
手渡された一枚のメモには、悲しいほどの涙の跡
消えた光りの瞳を閉じて、私を呼んでると・・・

私の手を強く握り締め、初めて怖いって叫んだ
時間が止まる事を気づいてたんだね・・・

まだやりたい事、まだあるよね。
まだ約束さえもまだしてない
最後の口紅私に引かせてね、震える筆先上手に出来ないけれど。

まだ まだ まだ まだ・・・

どんなに時間が流れても忘れないよ。
貴方はいつまでも大切な友達だもの。
透き通る空の上、私を見守っててね。
貴方の分まで精一杯生きるよ
貴方の想い出大切に守ってゆく・・・

最後の聞かせたい歌は色々候補があり悩みました。
もう一曲悩んだ歌はEGO-WRAPPIN’(エゴーラッピン)の「色彩のブルース」
この歌もいいですよ。
でも結局自作の歌にしました。
6月に録音してネットでも聞けるようにする予定です。

急に多くの人達が遊びに来てくれた事を感謝します。
又、この企画をやりたいと思います。

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