平山相太よどこへ行く  ①

人を育てるという事は難しい。
それぞれ考え方も違うし、やり方も違うし、表現の仕方も違う。
当社は法人立ち上げから10数年経ちます。
今年初めの頃、一人辞めさせました。
会社立ち上げてから初めての事です。
逆に言うと10数年間こちらから辞めさせた事が無いわけです。
中には嫌な奴もいましたが、こちらから辞めてくれといった事はありませんでした。
それはどうしてかというと、私自身未熟であるという事と、勉強だという事と、相手に対してあきらめないという3点を強く意識していました。
こちらの要求や想いを伝えなければ、相手が分かるはずがありません。
決してあきらめる事無く、伝え続ければ要求し続ければいつかは分かってくれると信じています。
今年辞めてもらった人には、伝えるのは不可能だしこちらの要求はいつまで経っても形にならないだろうと、判断したわけです。
しかしこういう話は嫌なもんでしたよ。
相手も感情的になって話してくるし・・・

私はスタッフには求める内の70%位しか求めないようにしています。
こちらの求めるように100%出来る人というのは、まずいないでしょう。
残りの30%が重要です。
人格であり性格であり持って生まれた器であり、プライドであり、この30%が無ければ人間ではなくロボットにちかい作業者になるでしょう。
実際当社のガーデニング担当のスタッフは、あまり私の言う事を聞かないし、私もその必要性をあまり感じません。
最初からそうだったわけではありませんが、色々なトラブルや喜びを一緒に乗り越えて来るうちに、理解し合えるようになったんだと思います。
ストレスを低く抑え、楽しむ仕事環境作りをしているように思えます。
割とながい間、当社で在職してもらっています。
今では何を指示しなくても、安心して委ねられる理解者達だと私は勝手に思っています。

昨日我が愛する平山相太の事で、原監督がコメントを出しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000007-dal-socc

続く

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