スケッチ・オブ・ミャーク

昨夜、吉祥寺のバウスシアターという映画館で「スケッチ・オブ・ミャーク」を見て来ました。
どんな映画だろうという、大きな期待と御嶽(うたき)での映像が使用されるという不安が入り混じりながら、吉祥寺の街に向かいました。

主に宮古島の西側の地区を重点的に紹介していました。
ドキュメンタリー的に流れる宮古島の映像はまるで宮古島ではないみたいでした。
サトウキビ畑も、なんかいつもと違う感じでした。
宮古島の人が撮影したらあんな風にはならなかったでしょうね。
いつもと違う感覚の宮古島を感じ続けていました。
出演してくるおじーとおばー達が、めちゃくちゃ元気です。
知っている歌や知らない歌も色々と解説してくれて、物凄く勉強になりました。

御嶽(うたき)とは、神様を祀ってある場所の事です。
宮古島には小さな御嶽から大きな御嶽まであります。
その御嶽での様子が、何度も出てきます。
これにはびっくりでした。
以前からこの事に関しては、知り合いの間でも話題になったことがあります。
私達はそういうものに対して、カメラを向けて撮影するという事が出来ません。
私も宮古島へ帰る度に、色々な風景を撮影していますが、御嶽(うたき)はおろか実家のそういった場所さへもカメラを向けられません。
例外があって、私の「Memory  English Version」で実は1枚だけ、迷いながら使用した画像があります。
大きな木のその根元にはその浜の神様を祀っている場所があります。
この動画を作った時は、妹が亡くなって神様に対しても恨んでいた時期でしたから、その画像が使えたんですが・・・

多分、監督の大西功一さんや久保田麻琴さんは物凄い時間を使って、地元の人達に完全に受け入れられたんでしょうね。
そうでなければああいう風な映像は撮影できなかったと思います。
そしてそれを受け入れた人達(おじーおばー)の度量の大きさにただただびっくりするばかりです。
消滅していくかも知れないと言う事に、危機感を感じていたのかもしれません。
90歳前後のおじーやおばー達の、パワフルさだけではなく御嶽(うたき)での出来事さえも、公開する姿に懐の深さを感じてしまいます。
そういったものに長い間触れ続けて来た人達にしか到達できない領域なんでしょうね。
我々若造には恐れ多くて手を合わせて拝んでいるだけです。

映画の後半に出てきた自分が若い頃歌っている民謡を聞かされて横になったまま泣いているおじーのシーンが物凄く感動的でした。
久保田麻琴さんが作ったCDに入っていましたが、実は私もこの関連のCDは全部持っていました。
http://www.hmv.co.jp/artist_Various_000000000000075/item_Ikema-%E6%B1%A0%E9%96%93%E5%B3%B6-%E5%8F%A4%E8%AC%A1%E9%9B%86_3613595
今夜じっくり聞いてみようと思います。

皆さんも「スケッチ・オブ・ミャーク」ご覧になって下さい。
私は気持ちを整理整頓してもう一度見に行こうと思います

http://youtu.be/3eay6dvIK2w

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