空を飛ぶ鳥 落ちるな せめて子供が飛べるまで
浮浪れ 汚れて ひとりぼっちで
西へ帰る 小さな翼
空をゆく風 止まるな せめてあいつが帰るまで
できる事なら優しい顔で
そっと空を赤く染めて
今の僕には何もできず なくに泣けぬ夕暮れ
手を振り 手を振り あいつに言おうか
もしも明日が晴れなら もしも元気があったなら
呼んでみてくれ 泣いてみてくれ 耳を澄まし聞いている
今の僕には何もできず 泣くに泣けぬ夕暮れ
手を振り 手を振り あいつに言おうか
もしも明日が晴れなら もしも元気があったなら
呼んでみてくれ 泣いてみてくれ 耳を澄まし聞いている
耳を澄まし聞いている
山木康世
どこまでも純粋な・・・そんな言葉がぴったりの、知り合いの3人家族がいました
ある朝の7時半頃、電話が鳴ってきました
嫌な予感がしました
案の定「母ちゃんが今朝方亡くなりました」
昨日葬式で今日告別式でした
今私はそういったところに行けないので、昨日は花輪を送って会社を代表して特に親しかったスタッフが行ってきました
「親父さんが寂しそうだったよ」そんな言葉を聞いて、告別式に弟を代理で出席させました
「喪主の挨拶の時に、親父が泣いてさ~」
そんな言葉を聞いて涙が溢れてきました
夫婦二人とも天然キャラの二人
親父は上から目線で奥さんに会話し、奥さんはハイハイって感じで上手に掌で転がして、奥さんの言うとおりに事が進んでいく
隣で二人の会話を聞いていると、微笑ましく楽しい時間を送れたものです
そして奥さんが大切に愛してきた息子さん
残された二人が早く立ち直って明るく歩き始める事を祈るだけです