寒冷地でのコッツウォルズストーン

コッツウォルズストーンは石灰岩です
その為基本的には寒冷地での施工はお勧めしておりません
しかし過去何件かの問い合わせがあり、寒冷地でどうしてもコッツウォルズストーンを使いたいという事でした
ここでいう問い合わせは外構工事の事です
外構工事でのコッツウォルズストーンはお勧めしません
建物の外壁工事は北海道でも何棟もやっているので、過去大きな問題は全く出ていません
建物外壁と外構で使う場合で、どうして結果が違うのかという事に関しては又いつかお知らせするとして、今回は外構(お庭)工事の話しです

寒冷地でいくつかの場所でドライウォールというコッツウォルズストーンを試験用に置いていました
ある場所での試験結果は不合格でした
やはり寒冷地ではコッツウォルズストーンは不向きであると結論が出たのですが、それでもコッツウォルズストーンのドライウォールの塀を寒冷地にも広めたいと思い、あきらめきれずにイギリスの取引先に相談しました
そうするとこの石を紹介されたのです
ドライウォールGGと名付けました
昨年の秋に初入荷して、その後北海道と秋田で施工しました
吸水率も低くて寒冷地ではお勧めのコッツウォルズストーンだと思います
色も薄いグレーだし、アンティーク感と重厚感を醸し出しています
いい商材に出会えました