【番外編】乾式工法による外壁リフォームのご紹介

外壁リフォームは乾式工法による施工がおススメです。吹付け塗装やサイディングの壁から本物のレンガの壁へ素早く安全に大変身!

乾式工法とはスライス加工した石やレンガに細い溝を入れて金属(ZAM)レールにはめ込んでいく工法のこと。

乾式工法による外壁リフォームの施工例をご紹介します。

【レンガの外壁リフォームの施工例】

神奈川県K様邸

【Before】吹付け塗装

【After】アクセントの石貼りをそのまま生かし全面レンガ貼りへ

【Before】

【After】窓回りのディテイールにはレンガを縦張りにしてアクセント

見事な変身ぶりに「家に、より愛着が湧いた」と大変喜んでいただきました。

 

東京都S様邸

【Before】吹付け塗装

【After】一部のカルチャードブリック(セメント成型材)を撤去し、ベルギーレンガを全面貼り。

1階と2階の見切部分を縦貼りにして、アクセントに。

【Before】玄関まわり

【After】淡い桜色のベルギーレンガが優しく出迎えてくれます。

上品で美しい外壁に生まれ変わり、後日、壁をバックに咲いたツルバラとの写真を送ってくださるほど喜んでいただきました。

 

【乾式工法手順】

ざっくりと乾式工法の手順をご紹介します。

防水シートの上に取り付けられた胴縁に1本1本この金属レールを打ち付けていきます。

この乾式工法用のレールはレールそのもので壁全体を覆うことができるという優れもの。

非常に施工性の高いレールです。

そして上部に溝をつけたスライスレンガや石を金属レールにはめ込んでいきます。

レールさえ取り付けてしまえば溝にレールをはめ込んでいく作業は簡単です。

目地入れをします。ササラ仕上げがおススメです。

目地を削って完成です。

レールで壁全体を覆うので、外壁に強度が生まれ、リフォームに向いています。

また従来の「湿式工法」が天候や季節によって大きく変わってしまうのに対して乾燥待ちの必要がないこの「乾式工法」ならスピーディな施工が可能。

レールにしっかりとはめ込んで固定することから、地震や台風などの際にも落下の危険が少なく、安心かつ安全な施工技術です。

レールの幅を変えれば英国の天然石コッツウォルズストーンの乾式工法も可能です。