子供達・・・

久しぶりに大雨の日曜日、のんびりと溜まった事務仕事を整理整頓していました。

来客は2組ありました。

ジーパンのすそを折り曲げた格好で「今日は台風なんでこんなカ格好で失礼します」と言って打ち合わせ。

その後、そらまめの旅「初対面」を読み返す。

被災地の子供達は大変だな~ そんな風に誰もが思う。

しかし具体的に何が大変なんだろうと考えて見る。

他人や大人達には想像できないストレスやプレッシャーがあると思う。

精神的な面で大きな負荷がかからない事を願うだけだ。

繊細な子供達の感情が、未来への道筋を明るい方向へ選択して進みますように!

そして5月11日のブログで書いた、宮古島で出会った少年の事を思い出していた。

少しだけ他人と話す事が苦手な少年。

でも出会って30分後には色々な話をしてくれた。

最初は声を出して挨拶もしてくれなかった、そして私のカメラを手渡すと急に立ち上がり魚の写真を撮りに動き始めた、そしていい写真が取れなかったと、がっくりした顔で戻ってきた、二人で再度撮影し始めた。

その内に少年の顔に笑みが浮かび始めた。

そして30分後には友達になっていた。

東京に戻ってしばらくして、手作りの絵本のような手紙が届いた。

とても嬉しかった。

子供達にしか見えない世界がある事を、日々の慌しい出来事の繰り返しの中でいつしか忘れてしまった私達。

でもきっといつかその事を思い出す日が来る事を信じているんだ。

あの日からもう少しで3ヶ月を迎えようとしている今日この頃!!

その事を思い出した人達もきっといると思う。

ニッポン放送携帯ブログ・そらまめの旅 『初対面』2011年5月26日

私は初対面に強いひと

いわゆる

人見知りしない性格

この性格は

生まれつきではない

遠い記憶の中には

母のうしろに隠れている自分がいる

転校が多かった子供時代

転入したクラスで

一斉に

自分にそそがれる視線

席につくまでの

一挙手一投足に注がれるクラス全員の視線・・

足がすくむそのシーン

思い出すと

今でも胸がドキドキ

透明人間に

なりたいと思った

初対面の日・・

でも

いつの間にか

クラスにも慣れ

友達もできて

わたしは笑っていた

その繰り返しが

私の子供時代・・

こんにちは

サヨウナラ

こんにちは

サヨウナラ

(これが人生・・)

福島の子供たち

転校する子供たちよ

怖がらないで

どこに行っても

ドラエモンの世界があるよ

ジャイアンも

スネオも

静香ちゃんも

出来杉君もいる

ドラエモンの世界があるよ

いじめっこもいるけど

助けてくれる子もいる

こんにちは

こんにちは

初めまして

よろしくね・・

新しい世界には

あなたを強くする

何かが

きっと・・ある

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です