あの地震の後、色々な形での被災者への応援が展開されている。
有名な人の多額の寄付や、小さい子供の心温まる応援や、諸外国の応援の輪はとどまる事を知らず、同じ地球に生きる人間として、今回の地震津波に大きなショックを受けた事が伺える。
国や人種に関わらず困った人を見たら助けてあげたいと思うのは人間の持って生まれた本能のような物だと思う。
英国在住の知り合いから一通のメールが届いた。
彼が言うには遠く英国で日本の被災を知りショックを受けた。
そして何か自分に出来る事はないだろうかと思い、義援金を送ろうとした。
在英国日本国大使館のホームページを見てみると、大使館での受付はしておらず、その代わりに赤十字のアドレスが書かれていたという。
自国の歴史上最大級といわれる被災をによる、義援金の受付を他の団体に委ねているのである。
数日経過してやっと日本大使館でも義援金の受付を開始した。
しかしその中身は、唖然とする内容のものだった。
口座開設に時間がかかると言う事と、小切手を送る際の大使館までの送金手数料やそのお金の日本までの送金手数料は、全て義援金から差し引かれる事を、予めご了承下さい!!と書いてある。
アホの極みだ!!
もちろんそれぞれの事柄には理路整然とした理由があると思う。
この日本国の一大事に英国で大使を始め他の職員は、自分達がやっている事に違和感を感じないのだろうか。
そして白々しくも「皆様のお見舞いのお気持ちと暖かいご支援に対して、心より感謝を申し上げます。」と書いてある。
もう呆れて何もいう言葉が見つからない。
確か、1996年に起きた在ペルー日本大使公邸占拠事件でも、事件解決後当時の大使がテロリストと一緒に酒盛りをして、酔っ払って、一般の人質達に怒鳴って脅していたというニュースを読んだ事がある。
外国での日本大使館というのは、いざとなったら心強い物であるがこういった事件の後の彼らの対処ぶりを見たら、人間としてあまりにも情けない!!
エリート意識のなせる技なのか、自分達がどういった事をやっているのか多分理解していないと思う。
こういう時こそ、通常の概念を乗り越えて英国内で自分達に出来る事を一生懸命考えて、少し位無理があっても日本国の為に押し通すという、そういう姿を見せてほしい。
在英国日本人のゴルフコンペにも大使館の人は運転手付きの車でお売り迎えされているらしい。
日々日本から送られてくる税金で色々な事が出来ているなら、この非常時の時にやらなければならない事がたくさんあるはずだ!!
きっと彼らは今夜もワインを飲みながら、日本の被災のニュースを他人事のように眺めるだろう!!
皆さんも是非在英国日本国大使館のホームページを見てください。
http://www.uk.emb-japan.go.jp/jp/index.html