今回は総勢13名による帰省です。
一日でも長くいたいとか、部活の都合でとか、会社の都合でとか色々な理由があり3日間に分けての出発です。
と・ところが出発間際になって台風が3個発生してしまいました。
初日は子供だけ3人の出発ですので、かなり心配しましたが悪天候なら那覇空港着か羽田へ引き返すという条件で、飛行機は飛びました。
空港は混んでましたよ。
チケットを持ってうろうろしていると、「ま・松原じゃない?」と、ある女性が問いかけてきます。
20年ぶりに会う高校の同級生が、貫禄たっぷりの雰囲気をかもし出しながら仁王立ちしています。
その女性は高校時代はバスケット一筋で、女性でありながらかっこいいという感じの人でしたが・・・
松山千春の「時のいたずら」が頭の中でぐるぐる大音量で鳴りながら、しばし懐かしい時間をすごします。
東北の人達が上野駅に故郷の匂いを感じるというのと同じで、我々沖縄の人達は「ああ・・・上野駅」ならぬ「ああ・・・羽田空港」なのです。
ここで何人もの懐かしい人達と出会いました。
飛行機は無事宮古島へ到着の電話があり、久しぶりの宮古島で感激している子供達のはしゃぐ声が聞こえてきます。
画像は「赤浜」と呼ばれている小さな漁港で、父親の船が停留している港です。
台風直後という事で、船は全部陸上へ上げられていました。
私はこの港で育ったようなものです。
水は透き通り時には大きい魚も防波堤から、何匹も見ることが出来ます。
この漁港では子供ながらにいくつものドラマも見てきました。
漁師たちの助け合いの精神には何度もびっくりさせられました。
お互いの生活と命を助け合っている姿が、当たり前のように繰り広げられている風景は感動ものです。
そして、この画像の水平線に沈んでいく夕日は絶品です。
最近はこの「赤浜」がネットとかでも紹介され、色々な人達が立ち寄るそうです。
続く