行ってきました。磐田スタジアム。
しかし遠すぎ・・・
前節大分トリニータとの惨敗以来、平山相太を取り巻く環境が間違いなく変わってきた。
今日こそはスタメンがあるかもしれない、いや後半しょっぱなからでもいい。
そしてJ初ゴールをこの目で・・・
その想いだけで、東名すっ飛ばして片道4時間、沼津を通り越してからが長かった。
ひょっとしてスタメンの期待は軽く裏切られて、前半1点先制されて後半突入。
あれ・・・メンバー変更が無いなーと思っていたら、怒涛の3失点。
そして1人目の選手交代、馬場選手だ。
あれ!相太じゃ無いのか。
少し嫌な予感がしてきた。
2人目、赤嶺選手投入。
そして、出場無しを覚悟しはじめた後半71分、ついに平山相太登場。
もうね、必死ですよ。
はっきり言って負け試合ですよ。
しかし相太と真吾はあきらめていなかった。
二人して必死にピッチ上を駆け巡る。
ゴール裏のFC東京サポーターの声援は途切れない。
悲鳴にも似たヒラヤマソングの大合唱、そしてア・ア・アカミネー
こんな大味の負け試合に応援を休まないサポーター達
それは感動的な応援風景でした
そりゃーそうだ、わざわざ磐田まで来た人達だ
素晴らしくて当然だ
本日のMVPはFC東京サポーター達です
みんなの想いを受け止めろ、平山相太
課題とされていた精神面の甘さは、何一つ感じさせることなく、盛んに手を振ってボールを要求する。
そしてついにその時は来た。
ゴール直前のボールの奪い合いで相手DFが、たまらず相太を後ろにひっぱり倒す。
PK奪取
ゆっくり立ち上がった相太は、ボールを置いてすでにキッカーの準備をしているルーカスに穏やかな態度で、しかし大きな大きな想いを感じさせながらキッカーを要求。
ルーカスも両手を広げて快諾
そしてついに、J初ゴール
自分で掴み取ったPKを自分で決めて、しかも相手は全日本の守護神、川口だ。
何恥じる事の無いJ初ゴールだ。
その直後にも川口とのボールの取り合いとか、明らかに変わった平山の姿だった。
そして直後に赤嶺にアシスト
それでも最後まであきらめない、鬼神のような平山相太の姿に原博美は何を思って見ていたのだろうか。
試合は5-2で2試合連続の惨敗だが、帰り道4時間の車中は実に満足な空気が漂っていた。
18日味スタでの柏レイソル戦、原監督がどんな決断を下すのか楽しみだ。
しかし静岡という土地は素晴らしいですね。
清水とか磐田とか小さな地方都市がサッカーチームを持ち、行政と民間が密に一緒にやっていかないと運営は不可能でしょう。
さすがサッカー王国静岡県