私がはじめてコッツウォルズ地方に来て、心細い中初めて宿泊したホテル。
Gateway Hotel の1FBARの壁に何気なくかけられていた写真です。
1回目は全く気になりませんでした。
2回目に宿泊した時にあっと思いました。
この写真をよーく見て下さい。
写されている馬車や車、そして人々の姿が昔の姿なのです。
この写真はBurfordの街です
現在も人や車の姿以外は全く同じ風景なのです。
多分大分昔の写真ですが、今も昔も変わらない街並みの姿に、この国の人々の歴史をリアルに体感してしまいます。
もちろん事情は違いますが、日本のそれと思い比べてしまうのです。
今回コッツウォルズ地方ではマナーハウスという規模のホテルに宿泊しました。
マナーハウスとは簡単に言うと、歴史のある高級なホテルの事です。
しかし日曜日という事もありびっくりするほどの超格安価格で泊まることが出来ました。
確か4Fの窓から撮影した外壁の画像です。
長いなが~い時間の経過を物語っています。
ホテルに到着後広い敷地内を散歩しました。
感動的なほどの景色が広がっています。
じっくりと時間をかけて散歩しました。
その日の夕食後、フロントのソファーに腰掛けてその日同行のAさんと長い時間話し込みました。
お互いの両親の話し、宮古島の話し!!
顔をあわせて話すという事はとても大切な事です。
普段デジタル化した信号を使いメールでやり取りしたり、電話で話したりしていますがお互いが目の前でお互いの顔を見て話すと、人間というのは不思議な物で遠慮や警戒のボーダーラインをいとも簡単に超えてしまいます。
縁があり遠い異国の地で、普段絶対話さないような事をじっくり話し合い、一部ながらもお互いの心を見せ合う事が出来たその夜の事は、縁を結び合わせた神様に感謝の一時でした。
南の宮古島で生まれ育った私が、遠く遠く海を越えたイギリス・コッツウォルズ地方のホテルで故郷の話しをして、夢か幻かのような不思議な時間を過ごした後、ふっと窓の外を見つめた時、外灯に照らされるコッツウォルズストーンの壁がその想いをより一層強いものします。
神様にもう一度感謝です。
次回はCNS社訪問の報告です。