サッカーの見る楽しさを教えてくれた一人、石川直宏選手が引退表明した
最近はケガで中々ピッチ上に立てなかったけど、寂しい気持ちで一杯だ
我らが平山相太と一緒に、味スタでたくさんの名シーンを残してくれた
そして何より熱い男だった
サポーターの想いに答えた選手だと思う
熱い思いを持った指導者の道を進んで欲しい
石川選手お疲れ様でした
2009年11月ナビスコカップ優勝時
スポニチ 8/2(水) 8:21配信
現役引退を表明したFC東京の石川直宏
J1・FC東京の元日本代表MF石川直宏(36)が2日、自身のブログで今季限りでの現役引退を表明した。同日午後5時から会見を行う。
石川は「今シーズンをもって現役引退を決意し、6月下旬にクラブへその意思を伝えさせていただきました」と報告。「2015年8月にフランクフルトとの親善試合で負った怪我、手術から去年9月にJ3で復帰したものの再び状態が悪くなり、ここまで痛めている左膝のリハビリを復活に向けて取り組んできましたが、思っていた以上の回復が出来ていないこと、そしてピッチの上でチームの力になかなかなれないもどかしさがある中で、残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなった」と引退を決断した経緯を説明した。
最後のシーズンへ「振り返るのは全てを出し尽くしたシーズン終了後にしたいと思います」と決意をつづった石川。「とにかく今しか出来ない、今しか感じられない想いを自分の中にだけでなく、多くの仲間と共に刺激し合い共有しながら突き進みます」と締めくくった。
15年8月に左前十字じん帯を断裂し、昨年7月にも左膝内側半月板を損傷するなど度重なるケガと向き合いながら昨年9月のJ3秋田戦で約1年ぶりに復帰を果たした。しかし、今季は患部の状態が悪く、別メニューでの調整が続いていた。
柔和な表情とギャップのあるスピード感にあふれたドリブルが魅力の石川は横浜ユースから00年にトップチームに昇格。02年4月からFC東京に期限付き移籍し、03年8月に完全移籍を果たした。J1通算289試合49得点とFC東京の屋台骨を支えて「ミスター東京」の異名を取り、04、09年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)や11年天皇杯優勝に貢献した。
日の丸を付けたユニホームでも躍動した。U―20日本代表として01年世界ユース(現U―20W杯)アルゼンチン大会、U―23日本代表として04年アテネ五輪に出場。世代別代表として華やかなキャリアを歩み、日本代表としても国際Aマッチ通算6試合に出場するなどまばゆい輝きを放った。