縁(えにし)というもの・・・

昨日お盆を迎えるにあたって、どうしても訪問したい所があって行って来ました
松原工業がレンガやコッツウォルズストーンの加工を始めた時に、大きな力を貸してくれた菅野さん宅です
後で思えば縁によって繋がっていたのではないかと感じられる、人物でした
昨日菅野さんの奥さんから、頂きました


今でも手先が器用でこういった装飾品を作っています
そして松原工業が現在の地で営業を始めた時に、菅野さんがお祝いに駆けつけてくれて、神様に松原工業の発展を願ってくれた時の巻物が見つかったと言って、プレゼントしてくれました


松原工業の第一回目の「キックオフミーティング」の時に、書いてくれた「人の行く裏に道あり花の山」の掛け軸は今でも松原工業の事務所の入り口に飾られています

今、目を閉じって少し振り返ってみました
長い人生を歩むにあたって、素晴らしい言葉を送ってくれた人達を思い出してみました
3人の顔と言葉が思い浮かびます
一人は菅野さん
二人目は、tomeメンテナンスの津田川さん
三人目は加藤タイルの加藤さん


津田川さんは、よく口癖のように言っていました
「上を見て励め、下を見て暮らせ」
決しておごらず、謙虚さを常に意識しながら日々を過ごす事が個人も会社も発展する事だと確信しています


加藤さんからは、出会いの時の縁の大切さを学びました
最初出あった時は、良縁かどうかはわかりません
それでも振り返って見た時に、小さな出会いがそれは奇跡のようなパーセントの低い出会いなんだと
だからこそ、人との出会いは大切にして自分から破棄するような事は愚かな事だと、加藤さんから教わりました

三人とも一回りも二回りも上の人生の先輩達です
残念ながら菅野さん、津田川さんと、二人は昨年この世を去って天国へ行ってしまいました
加藤さんはまだまだ元気いっぱいです
この三人が、人として気付いているようで、中々芯の所まで意識できないようなところの話を教えてくれました
良い縁で繋がった人達だったんだな~と思い返した昨日でした