沼津にある700年以上の歴史を持つ大中寺
その敷地の一角に幼い頃の聖徳太子を祀ったお堂が完成しました。
京都から移築したお堂と、英国の古レンガ、コッツウォルズストーン、アンティークヨークストーン、イタリアから直輸入のタイル、世界中の商材を集めて、日本の伝統的な雰囲気を醸し出しています。
梅で有名な大中寺、是非沼津に行った時は寄ってみてください。
完全に完成してから見に行ってなかったので、カメラを持って2月以来行ってみました。
ご住職は留守でしたので、後ろお堂の方へ行きました。
扉を開けて思わず、うっと声が漏れてしまいました
魂が入っているかのような、その表情に彫物だと言う事を忘れるくらいの聖徳太子像でした。
お堂の中は神々しさに包まれて、思わず姿勢を正して両手も合わせてお辞儀をしました。
何か邪心を見透かされるような、幼い表情の聖徳太子像の前でしばらく立ち尽くしました。
そして、ご住職が帰ってくるまでの30分ほど、この聖徳太子像の前で腰掛けて色んな思いに耽りました。
初めて大中寺に来た時に、今までの人生の中で遭遇した事の無いような、空気感に感動して心が癒されたものでした。
この聖徳太子像を作ったのは彫刻家の土屋仁応さん
素晴らしい作品の数々をご覧下さい
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