今から2年前に、このサンダイヤルを持つ少年像がたくさんのアンティークガーデンオーナメントに混ざってやってきました
しかしストックヤードに到着した段階で、少年像の首がもげていた
ちょっとびっくりして、結構ショックだった
確かに結構細かい形状になっていて、重量のかかり具合が危なっかしいデザインになっている
その為首が壊れて取れているのも、なんとなくうなづける
しかし首が取れた少年像はとてもかわいそうだった
かならず直そうと思って2年の時間が流れた
そして最近、急になおそうと思い立ちました
自分で直したかったけどちゃんと直したかったので、携帯の電話帳を調べて10年以上も前にドアのリペアを頼んだ事のあるリペアマンに電話した
お互い顔さえも忘れているのに、何だか最初から盛り上がってリペアをお願いする事にした
第一段階は私が首の部分と首の部分を、2本のボルトで補強して接着した
そしてリペアマンに託した
リペアマンのFacebookで工程の流れを見る事ができた
いい感じで首と胴体がくっついていく
そして突然不思議な感情が沸き起こってきた
この少年像は何だか幸せを運んでくる役目を担っていたんではないかな~と思えてきた
不思議な気持ちはだんだん大きくなっていく
そして決めた!!
この少年像は売るのをやめよう
お店に飾っておこう
きっと松原工業にたくさんの幸せを運んでくれるに違いない!!と思ったのだ
長い間イギリスからのアンティークガーデンオーナメントを扱っているが、売らないでおこうと決めたのはこの少年像で二体目だ
一体目は少女像、今でも事務所に飾っていて優しい瞳を向けてくれている
売らないでおこうと思うのは、いろんな経緯があるのだ
あえてここでは紹介しないけれど、いつまでも大切にそばに置いておこうと思います
サンダイヤルを掲げる少年像、八王子ストックヤードで見る事が出来ます