先日、あるメーカーの東京支店の担当者が当店に飛び込み営業に来ました。
相手は当社がコッツウォルズストーンやベルギーレンガなどを販売している、いわゆるメーカー的な動きをしている会社だとは知らずの飛び込みです。
そのメーカーは私も良く知っている会社です。
一時期はよくその会社の商品を使いました。
そういったメーカーが末端の工事屋に営業してくるとは、以前には考えられなかった事です。
これまでのちゃんとしたルートを跳び越して、直接買えるかもしれないのです。
この方式が一般的になると、問屋さんの存在価値がなくなってきます。
数年前に東京でも大きなタイル問屋が２社倒産しました。
景気の悪さや販売方式の変化に思わず将来の展望に身震いしたものです。
しかし時代は着実に変化して、インターネットの普及により問屋を道してしか買えないメーカーは苦しい事になっています。
というかもうすでにいくつかの、大きなメーカも問屋を通さずに買えるような販売仕組みをたくみに作り上げています。
その営業マンとはじっくり色々な事を話し合いました。
やはり人と会って色んな話をするという事はすごい大事な事だと思いました。
お互いが刺激を与え、そして刺激を受けた貴重な時間だと確信しています。
普通の営業マンでは中々ここまでの刺激は受けませんが、長くその業界にいてこれからの方向性を一生懸命探そうとしている姿に、色々と学んだわけです。
その前に営業に来た別の会社の営業マンは時代背景を認識しないで、昔ながらのスタイルでしか営業できない自分の社長や上司に嘆いていました。
インターネットの普及は古い営業感覚で乗り越えられるほどの小さな変化ではないのです。
１０月５，６，７日とパシフィコ横浜で開催される、JAPAN GARDENING FAIRで又会いましょうという形で、その担当者はかえって行きましたが、私は焦りました。
最近ヘルニアが再発してしまい、あまり外での営業をしていなかったため、焦っていた時期だったのです。
とにかく頑張らねば・・・