中国出張2

財布を拾われて気持ちよく成田に到着した加藤さんでしたが、またもや空港内でパスポートを落として拾われてました。
そういう私は飛行機のチケットを落としてスパニッシュ系の女性に「エキュスキューズミー、サー」と何度も呼ばれて、振り向いたらチケットを渡され、思わず「オーー、セーンキュー」と相手の右腕を軽く叩く真似までして、まだ日本にいるのですが、気分はすっかり外国のつもりです。
大雨のせいでフライト時間が大幅に遅れて夜の11時に出発になりました。
その前に荷物を預ける時のことです。
私達が列に並んでいると、モデルのような凄い美人の女性が話しかけてきました。
「ワタシ・・・ニモツオオイ・・・イッショニイイデスカ・・・」
要するに重量オーバーで追加料金が発生するので、荷物の少ない私達と一緒に3人で受付してほしいということです。(確かにわれわれは異常なほど荷物が少ない!!加藤さんに至ってはヨーロッパに行くときも、熱海に一泊二日旅行のような小さいバックを右肩にぶら下げているのみです!!)
さすが中国人!と、そのしたたかさに恐れ入りましたが、その女性にその後中国に着くまでエスコートされて、スムーズに無事中国に入国することができたのです。
続く

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