テーブルの上に並べられた極上の名曲達
しかし今日はほんのちょっとだけ、別の調味料を入れてみた
すると、確かにあの味なのだが、これまた美味しい!!
そんな風な感動的な2時間のステージでした。
「山木康世 Live Library 2008」
~うるぉう年コンサート~ with 中川イサト
今回のLIVEはフィンガーピッキングの大御所、中川イサトさんがゲストです。
古くは西岡たかし率いる「 五つの赤い風船 」でも有名なイサトさんですが、彼のギター演奏はたくさんのプロのギター奏者にも多大な影響を与えています。
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの押尾コータローさんも、かつてイサトさんの教え子なのは有名な話である
その為山木さんのバックでどういったギター演奏をするのか、物凄く楽しみでした。
一部
1.春雷
2.ひとりの冬なら来るな
3.思い出通り雨
4.ほととぎす
5.雪どけ水
6.風来坊
7.白い冬
一部は「ふきのとう」の名曲ばかりを演奏してくれました
1.春雷は「ふきのとう」バージョンと山木康世ソロバージョンと2タイプあるのだが、山木さんのギター演奏がはじまるといつもの感じではない
そこにイサトさんのギターが絡んでくる
それは私達が知っている「春雷」ではなかった
新しく生まれ変わった「春雷」
いや新しく生まれ変わったわけではない、多分二人は何意識する事無く自然に演奏しているような感じだ
2.ひとりの冬なら来るな
この曲も又いい!最高なアレンジで繰り広げられている
まあしかし、アレンジというほどのアレンジではない!
勝手に弾いて歌うから、後からついていてね!という感じの二人の演奏だ
一部は「ふきのとう」の名曲ばかりを演奏してくれました
耳に馴染んでいるはずの「ふきのとう」の名曲達が、静かながらも新鮮なパワーを持ってまるで別の曲のように会場内に響き渡っている。
イサトさんのギターは早いリードを弾くわけでもなく、まるでアルペジオの延長線上のような音使いだ。
多分その演奏スタイルはよっぽどの自信がないと弾けないような非常に微妙なスタイルだ
私にとっては衝撃だった
ギター二本だけでこんな世界を作れるのかと感心していた
二部以降は外で色々とお手伝いのため、会場内で聞く事は出来ませんでしたが、まー間違いなく素晴らしい演奏と歌が繰り広げられたと思います。
楽曲の良さは今更語るまでも無く、ホールと言う時間が限られた中でのステージ進行は、いつものライブハウスよりもおしゃべりが少なく、その為歌と演奏が集中して聞く事が出来たと思います。
この最高の組み合わせはもう一度LIVEの予定がありますが、残念ながらすでにSOLD OUTです。
山木さんのLIVE情報は下記のホームページアドレスから入手して下さい。
皆様も今度是非会場に遊びに来てください。
※写真掲載は山木倶楽部の許可を得ています
http://www.akina.ne.jp/~syu/yamaki/