山木康世ファンの皆様!!
先日沖縄県内で発売された、『おきなわ倶楽部』の中に山木康世さんのインタビュー記事が掲載されました。
そのインタビューの内容を山木康世ファンの皆様にお届けいたします。
なおこの内容の掲載につきましては、編集者より了解を得ております。
皆様!!沖縄の情報満載の『おきなわ倶楽部』取り寄せて読んでみて下さい。
10月に山木さんのこれまでの集大成ともいえるコンサートがあります。
皆様是非ご参加下さい。
http://www.yamakisan-ouensitai.com/
時代を越えて繋がり続ける歌を作り続けていきたい。
山木康世
ふきのとう時代からヒット曲を飛ばし続け、楽曲制作とライブをこなしながら、現在60歳を目前に控えてもなおフォーク界の第一線で活躍する山木康世。聴く人の五感をフル稼働させ、心を豊かにしてくれる楽曲は、時代を越えて、世代も越えて人々を魅了し続ける。「世界遺産城(ぐすく)巡りライブ・ツアーin沖縄(うちな~)」で来沖した彼に貴重な話を伺った。
● 沖縄に初めていらっしゃってからもうどのくらいになりますか。
「最初に来たのはデビューした1974年だから、36年前。復帰して2年後くらいの頃ですね。まだアメリカの感じがあって、ドルは使っていないけど交通の左右が入れ替わる前だった。それからは毎年1~3回ほど、ゆっくりできる時は1週間かけて竹富や石垣、宮古とぐるぐる回ったりしています」
● 今回の沖縄ツアーのキーワード「城(ぐすく)」に込めた想いを聴かせてください。
「もともと歴史が好きだから、そういう昔のものを埋もれさせないで意識して取り入れてみようかなってね。世界遺産にも登録されている沖縄の城はやっぱり異文化だよね、残っている遺跡も本土のお城と違う。沖縄の方は、苗字に城がつく人が多いじゃない。やっぱり地元の人にとっても特別なんだなと感じますね。それに“ぐすく”って、独特の響きがあるよね」
● 山木さんの詞は世間からの評価も高いですが、詞を書く上で普段から気を付けていることはありますか?
「昔から歌作りに関しては、自分が年寄りになってもこの歌は大丈夫かなって考えながら作っていたかな。30歳を過ぎて世間が受け付けないような音楽じゃ意味がない。死んでからも残る歌を作るというか、世代を越えてずっとつながりのある歌をスタンダードに作るのが賢明なやり方だと思うんだよね」
● 具体的にそれはどのような形が理想だとお考えですか?
「自分だけの世界で終わるんじゃなくて、どう伝わるかっていうのが大事。相手に伝わる事の多さを見つけた方が勝ちって気がするんだよね。言葉遊びもいいんだけど、言葉が持っている繊細さとか…もっと言葉そのものを大事にして、色んな人達にちゃんと伝わる言葉を習得するといううか。あと…僕のオヤジが俳句やるからかな、俳句の季語とか興味があって、それを自分の詞の中に入れたりしていた。短い行間の中に意味を持たせるというか、それは歌も同じなんだよね。短い中にさっと歌詞とメロディとかが決まったときには、すごい世界になる!」
● そのために意識して行っていたことはありますか?
「本読んだり、映画観たり、もちろん色んな音楽聴いたり、旅行に行ったら色々調べてみたり、沢山の人と会って、いっぱい会話して…どっかで吸収しなきゃいけない。そして歌はとにかく沢山作る。なんせ数だな!それも若いときにそれをやらないとダメ。いろいろ受け付ける時に、沢山お金を使って、興味のまま色々やっておくとそれが記憶に残っていてその人の財産になるんだよね。それをできるだけ自分で自覚して、今だけじゃなくて少し先を見ながらやっていくとおもしろいんだけどね」
● 10月には『この国に生まれて60年、天晴れ!お祝いコンサート』が控えていますが、60歳という年齢に対する想いはいかがですか?
「58や59と少ししか変わらないけど、でもやっぱり特別なんだよね。そこから何か始まるっていう期待感がある。新たな境地に入って自分の内なる声を聞くっていうか、年取ったらそれなりの見方でものを書いた世界とか…そういう意味で年齢を活かしていきたい。だからこれからの自分がどういう自分か、すごく楽しみでもある。例え全然変わらなかったとしてもね」
● 今後の目標をお聞かせください。
「売れる売れない関係なく、一番は自分のために曲を作り続けること。それがその年その年で自分の記念曲になっていって、自分自身力をもらったり…そして何よりライブで発表して、お客さんからもパワーもらったり。そうしていきたいな」
● 読者に一言お願いします。
「毎年1、2回来ているので、また沖縄に来ると思います。ギターが好きな人には十分楽しめる60歳の歌なので、ぜひライブを聴きに来てほしいなと思います」
『おきなわ倶楽部』2010年6月号より
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ありがとうございまーす♪
山木さんの自然体のことばで 書かれていて すごく心に響きますね。
掲載の許可を取っていただいた関係者の皆様にも感謝。
ここにちゃんと掲載して 私たちに読ませて下さった 松バラさんにも感謝です。ありがとうございました!
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こまゆみさん、いらっしゃい。
いつもお疲れ様です。
ページをスキャンしても字が小さくて読めませんでしたので、内容を
打ち込みました。
又、会場で会いましょう。
又遊びに来て下さい。