大切な、大切な心の友が10月27日超特急で天国へ駆け上ってしまいました
北海道小樽の大切なお得意様でした
そしてこういう人は、二度と私の前には表れないだろうと思わせる心の友でした
広い北海道の大地を二人で現場回り、営業回りと車で何時間も移動しました
その車中、二人で色んな事を話し合いました
仕事の事、会社の事、従業員の事、決算の事、家族の事、音楽の事、沖縄の事、いくらでも時間があったために、何でも包み隠さず話し合いました
北海道で大手の流通会社に長い間務めていた津田川さんは、とにかく顔が広い方でした
何処の街に行っても知り合いばかりで、色んな情報を教えてくれました
とにかく気が合ったとしか言い様がありません
お酒が大好きな津田川さんと、お酒を全く飲まない私と、どうして?というくらいいつ会っても、夜の時間帯に会っても楽しく語り合える間柄でした
二人で味スタに行って初めてJリーグの試合を観戦したこともあります
札幌ドームに二人で行って、FC東京VSコンサドーレ札幌の試合も観戦したこともあります
楽しかった想い出です
津田川さんが経営するtomメンテナンスは、主にガレージドアの取り付け工事を主として、建築業界の中で工事も請けながら問屋のような立ち位置で材料販売もしていました
建築業界の中で松原工業と全く同じ立ち位置だったのです
その為、色んな相談が出来たのです
亡くなってから気づく事もあります
津田川さんみたいな人は多分この先私の人生の中で出てこないだろう・・・
実は亡くなってから初めて気づくのではありません
一緒に楽しく過ごしている時でも、そんなことをよく思っていました
歳は一回り離れていました
それでも12才も年下の私にそう言った物を感じさせる事もなく、お互いに相手を褒めながら、けなしながら、笑いながら、愛情を表に出して接してくれました
私が「津田川さん、イギリスへの見学ツアーやるよ」っていうと、「絶対俺も参加するよ」と言って北海道から参加してくれました
松原工業が社員旅行で北海道に行った時は、運転手を買って出てくれて札幌、小樽と案内してくれました
「津田川さん、みんなで宮古島行こう」と誘うと、必ず参加してくれました
宮古島では毎日新城海岸に行って、小さな熱帯魚を見るのが津田川さんの過ごし方でした
そして夜になったら、実家に集いみんなで楽しくお酒を飲みながら、いい気分になって夜の赤浜へ星空を見に行ったものです
赤浜ではみんなで星空を見上げて感激しているのに、津田川さんだけお酒を飲みすぎて、ガラガラーと音を立てて倒れ込むという時がありました
津田川さんはお酒が大好きでした
その日も町内会の会合があって、大好きなお酒をたくさん飲んだ津田川さんは、いくつかの不運が重なって、小樽の家の後ろの崖から転落して亡くなってしまいました
もう、大馬鹿野郎としか言いようがありません
奥さんからの訃報を知らせる電話に、最初は信じられずその後は大声を出して泣き続けました
あまりに突然の出来事に、現実味が感じられませんでした
札幌でのお通夜に向かう飛行機の中でも、呆然としていました
何度も何度も訪れた北海道、こんな辛い気持ちで向かったのは初めてです
津田川さんが迎えに来てくれない、新千歳空港から札幌に向かいました
いつものホテルに荷物を置いて、お通夜の斎場に向かいました
入口に最近の津田川さんの最高にかっこいい写真が何枚も飾られていました
奥さんから子供達まで私に抱き着いて泣いてくれました
津田川さんはこれまでは異常な程、厳格な堅物の父親だったみたいです
ところがこの数年間は、すっかり人間が変わってしまったように笑顔が多くなり、宮古島に土地でも買おうかと笑って話していたと、奥さんや子供達が泣きながら話してくれました
私は津田川さんが大好きでした
お通夜の会場に行って、津田川さんがそれ以上に私を好きでいてくれた事がわかって、悲しみと無念さが一段と強くなりました
お互いの会社がここ数年は順調で、もっともっと色んな楽しい事が出来るはずだったのに!!
あまりにも無念で、無念で、無念・・・
2013年9月の宮古島、新城海岸にて
海に入って子供のように一日中魚を見ていました
tomメンテナンスで屋根も外壁も内壁も請け負って玄関回りにコッツウォルズストーンを貼ってくれました
津田川さんがいなかったら決して見る事の無かった風景です
真冬の高速道路の除雪風景
フォークソング大好きな私の為にわざわざ遠回りして、足寄の松山千春の実家に連れてってくれました
何度も来たのに一度も見る事が出来なかった鶴居村の鶴
松原と来たら初めて野生の鶴を見る事が出来たって、嬉しそうに話してくれました
お通夜の席で携帯で撮影するのは非常識だという事は百も承知で撮影しました
tomメンテナンスのロゴマークです
この豚が振り向いている絵は、次女が小学校の頃に描いた絵を忠実に再現したという事です
子供達には厳しく接していても、やっぱり子供達が大好きなのです
いつも嬉しそうに子供達の話しをしていた津田川さんです
「上見て励め、下見て暮らせ」津田川さんの口癖でした
労力を惜しまず、いつも動き回っていた津田川らしい言葉です
ガムシャラにそして愚直に毎日を一生懸命働いていた津田川さん
会社の為に家族の為に一生懸命働いていた津田川さん
勤め人をやめて、自分の好きなように生きたから幸せだったよ
そんな言葉も聞いた
でも違うんだ!!どんなに自分の好きなように仕事しているように見えても、それは自分の為なんかじゃ無いんだ
それは愛する家族の為なんだ
津田川さん、私にはわかるんだ!!
全て愛する家族の為なんだ
だから悔しいんだ
これからもっと楽しい事を計画して楽しい人生を過ごそうとしていたのに・・・
一人だけいい気持ちのまま天国に行きやがって
でも空の上から津田川さんが愛した家族を見守って下さい
これから前のような気持ちで北海道に行けなくなっちゃうけど、津田川さんが繋いでくれた縁は大切にして行きます
淋しくなるけど、津田川さんの愉快な姿は一生忘れません
私が苦しんでいる時も少しは助けてくれよ
津田川保さん、本当にありがとう
SECRET: 0
PASS:
たった今、TOMメンテナンス検索していて偶然こちらのブログを見つけました。
はじめまして。
TOMメンテナンス、従業員の長出のよめです。
本文、読ませていただきました。
本当に、本当に突然すぎました。
あまりにもショックで、主人共々、毎日毎日重たい石を背負ったように一日が過ぎています。現実を受け入れることは、本当に残酷なことです。
社長はいつも私たち家族のことを思い、子供たちのことを思ってくださる方でした。
そして、いつも主人を信頼してくださり、仕事を任せてくださり、主人もそれを励みに日々頑張っていたのだと思います。
津田川社長にお世話になった9年間は、私たち夫婦にとって、家族にとって、一生感謝してもしきれない大きなものでした。
今は、もうあの優しい笑顔に逢うことはできませんが、日々、真実の成仏を祈ってやみません。
主人もきっと同じ思いでいると思います。
そして、TOMメンテナンスをなんとか守っていこうと必死に、ただただがむしゃらに毎日働いています。体を壊さないかと心配になりますが、彼は彼なりのやり方で社長に恩返しをしたいのではないかと思い、陰ながら私ができることをサポートしております。
今後とも、どうか、よろしくお願い申し上げます。
このような場所で述べることのご無礼、どうかお許しください。
大変失礼いたしました。
SECRET: 0
PASS:
長出さん、コメントありがとうございます
津田川さんはいつも長出君は次期社長で、彼に会社は譲るんだっていつも話していました
これからは、実際の社長勉強業を行って行かなければなりません
悲しくって苦しい今を一生懸命働いて乗り越えてこそ、長出君の存在能力が引き出されてくるでしょう
津田川さんを遥かに凌ぐ、立派な社長になる事を期待しています
そしてtomメンテナンスをもっと発展させて下さい
こんな形での奥さんのサポートも素晴らしいと思います
昨日も長出君と一緒でしたが、大化けする可能性は大ですので大いに期待しています
津田川さんが社長するよりも、発展するかもよ~~~
長出家の事もよく話していましたよ
奥さんと子供達の事も話していました
本当に残念ですね
でも何かあったら力を合わせて、頑張って行きましょう
長出君~~~ 頑張れ~~~
佳奈枝さん頑張って行こう~~~
ありがとう
SECRET: 0
PASS:
はじめてコメントさせていただきます。
ハイステージの宮地です。
このブログではじめて津田川様の訃報を、、今になって知りました。。
ついこの間、お話ししたばかりでしたのに・・・
びっくりしており、非常に残念です・・
まずはこういう情報を提供して頂いた松原さんに感謝するとともに、津田川様のご冥福をお祈りいたします。
しかしほんとですか。。残念です。
SECRET: 0
PASS:
宮地さん、今晩は
コメントありがとうございます
残念ながら津田川さんは天国へ行ってしまいました
楽しくていい人だったのにね・・・
本当に残念です
現在津田川さんと一緒に営業かけた、旭川の現場の工事に来ています
木曜日に小樽に行って、施工スタッフと一緒にお線香あげに行ってきます
あ~~~ 残念~~~