沖縄帰省-宮古島編 その二

沖縄の伝統的な船 「サバニ」です。
この画像の船は私の父親の船です。
小さい頃この船を作っている頃、製作している場所へ見に行った記憶があります。
今となってはその時の父親の顔は憶えていませんが、もの凄く意気込みに溢れた顔をしていたに違いありません。
この船で6人の子供と母と祖父母、計家族10人の生活を支えてきたわけです。
本当に頭が下がる思いです。
子が親を殺し、親が子を殺す、殺伐としたという言葉以上に、異様な親子関係が珍しくない世の中になっています。
親子って、もっとシンプルなはずですよね?
私は今頃になって、父親の背中の大きさを実感します。
絶対に超えられない! 日々の暮らしの中でそう思う瞬間が何度もあります。
いつも感謝で一杯の両親と、このサバニにはいつまでも朽ちる事無く元気でいて、たまに帰る時には海上をさっそうと走る雄姿を拝ませて欲しいと願っています。

宮古島本島と伊良部島をつなぐ橋が現在工事中です。
確か30年位前から大騒ぎしていた計画です。
現在工事は初期の段階で架設工事の最中です。
宮古島最大のプロジェクトで、伊良部島悲願の大橋です。
これで久松漁港から臨む西側の風景は一変します。
もう二度と海上にぽっかり浮かぶ伊良部島の風景を見る事は出来ません。
そして、伊良部島の中でもこれから劇的な変化が起きて来るでしょう。

我々宮古島を離れて都会で暮らす者が、ノスタルジックに思う感覚と違い、地元の人達にはまさに夢の架け橋であるかも知れません。
そしてこういった大型の公共工事は必ず地元を助けるはずなのです・・・
地元の発展のためには、少し位の環境破壊はしょうが無いとあきらめるには、許容範囲の範中かもしれません・・・

人間はあきらめの天才です。

もう引き返せないこの大きな工事が、宮古島、伊良部島の人達に大きな潤いを与えてくれる事を祈って止みません。

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