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【4】石積みベンチ


道路沿いに長く伸びる、コッツウォルズストーンの石積み花壇 (兼・低い外壁)。



その南端の終点は、交差点にぶつかります。



交通量の多い十字路に面している角地。


このコーナーには、


「ベンチ」を設けることにしました。


「交差点で信号待ちをするおばあちゃん方が、ちょっと腰掛けてくれたら。」という、オーナーさんのご希望により。


 



ここも、エントランスの門壁と同様、ダブル積みで積んでいきます。


芯にはしっかり鉄筋を入れ、崩れないように。



座面プラス背もたれがある分、エントランス門壁よりも幅が広め。


なかなか大量のドライウォールを使います。



座面まで出来たところ。


ここからさらに、背もたれ部分を積んでいきます。



 



 (施工中。)



低い花壇から じわじわと盛り上がっていく「波」。そしてまた落ちていく「波」。


 


かくして。



積み上がりました。


座面の両端には、‘肘掛け’も設けてあります。



すわり心地を確認。


座面、背もたれ、肘掛け。それぞれの高さの具合も、ちょうど良い按配です。


(ご老人や子供に合わせて、やや低めにしています。)


 


ウラから見たら、



 こんな感じ。


 


このベンチの背後は、駐車場。


駐車場との境界に土留めを積んで、植栽マスに。



ベンチの背後には木を。



階段状にすると、


一面的な壁状に積むよりも、石積みの荒々しい迫力が増して見えると思いますが、、いかがでしょうか。



引いて全体を見ると、


 こんな感じ。



天然の石積みにしか出せない存在感です。


 


そして、


平面的には、やさしく抱えとめるような凹曲線。


立面的には、ふんわりと盛り上がる凸曲線。


いずれも「波」を意識していますが、なかなか良い雰囲気に仕上がりました。



ちなみに、湾曲部の足元は ピンコロ舗装です。(アパートのエントランスと合わせています。)



 


天板・座面の表面や、階段の側面などの目立つところには、


ベージュ色の目地モルタルを入れて仕上げます。


(弊社で特別にオーダーしている、コッツウォルズストーンに合う目地セメントを使用しています。)



 


目地を入れると、



このように。


天然石積み由来の むき出しの粗さ・荒々しさがやわらいで、


全体がしっとりと、なめらかで柔らかな質感に落ち着きます。



 


最後の仕上げに。


ここは十字路に面した角ということで、



「石敢當」を埋め込みました。


 


「いしがんとう」と読みます。主に沖縄で見られる‘魔除け’です。


沖縄にゆかりのあるオーナーさんが 故郷の石屋さんに頼んで造らせた、立派な本場モノ。


パワーが入っていて、ずっしり重い。



 この風習を知らないと、「石・・・なんとかさん」のお家の表札にも見えるかもしれませんが、


伝統的な魔除けなのです。



 かくして、


南のコーナーは、このようになりました。



背後の植栽は まだ1年目につき、まだ心もとないですが、、。


いずれ、こんもり緑に包まれるような感じになったらなーと、願いつつ。



交差点を見守る感じ。


 


石積み花壇とも ゆるやかな曲線でつながっていきます。



 



南北に長~く伸びる、石積み花壇外壁。南の端っこは、ベンチになりました。


次回は、北の端っこをご紹介したいと思います。


 


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