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【3】エントランス


開口部は大きく2つあります。


1つ目:オーナーのご自宅・兼・共有駐車場へのエントランスは、


「とにかく、見通しよくしたい」というご希望により、低く、フラットに。




 


 


「門番」として、


オーナーさん所有の「シーサー」を鎮座させました。



(シーサー鎮座用に、石を一段高くしています。)




 


このように、開放的な感じです。


舗装については、また追い追い。



 


もうひとつの大きな開口 = アパートの共有中庭への入口は、


外周の石積み花壇がつくる「波」の ‘クライマックス’を もっていきます。


 


道路沿いに長くまっすぐ伸びながら 小さく波打っていた石積みは、


ここで両側からゆるやかに食い込んでいって、



 



 「大波」になり、


ひとつに収斂していきます。








エントランス部分は、建築本体(アパート)にとって、いわば‘顔’になる部分。


この石積み壁の存在感を より強めるべく、


外周花壇とは異なる ‘ダブル積み’工法で立ち上げていきます。



よりがっしりした存在感に。



湿った状態は、コッツウォルズストーン特有の、ハチミツ色の風合い。



 


英国から輸入されてくるこの「ドライウォール」は、自然の割り石ゆえ、厚みも大きさもランダム。バラバラです。


特にこの現場では、「ロッカリー」という、さらに大きめの石も織り交ぜています。


なので、この石積みを手際よく・隙間無くこなすには、少なからずセンスが要ります。



本場:英国コッツウォルズ地方に赴き、ドライウォール積みの修行を経てきた職人頭を筆頭に、


少数精鋭で、ガンガン積んでいきます。



(積みあがった様子。乾くと白っぽい風合いに見えます。)


舗装は、ピンコロ石。



 


門壁の「波」が最も高く盛り上がる頂=‘クライマックス’には、


英国アンティークの「フィニアル」を据えました。



フィニアル(Finial)とは:


門柱などの頂に据えられる装飾のこと。「頂華飾り」とも言われます。


そして、仕上がりは。



こんな感じになりました。


 



 



 ちなみに、この右翼壁の傍らの 小さな開口は、


 ダストボックス置き場です。



ここは 用途上、開いていなければならない場所。連綿とつながっていた石積みの流れも、ここで途切れてしまいます。


途切れていながらも「波」がつながって見えるように、現場で微調整しながら積みました。


 


 


視線が、より奥へ、中庭の方へ導かれるように。、、と考えましたが、いかがでしょうか。


 


大きな2つのエントランス。こんな感じになりました。


 ここには仕上げとしてもうひとつ、どでかいものがやってくるのですが、、、


それはまた、追い追いに。


 



 


次回は、この石積みの「波」の‘端っこ’を ご紹介します。


 


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